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2025年9月16日から17日の2日間、カンボジアの首都プノンペンにおいて、ビエンドン短期大学の学長チャン・タイン・ハイ氏は、欧州連合(EU)と東南アジア諸国連合(ASEAN)が共同開催した職業教育会議に光栄にも参加しました。 ビエンドン短期大学の学長、修士・博士課程研究員チャン・タイン・ハイ氏 ― 会議にて ベトナム代表団は教育訓練省職業教育・生涯教育局の局長が団長を務め、各教育機関の代表者が参加し、その中にはビエンドン短期大学も含まれていました。 本会議は、職業教育の発展、教育の質の向上、地域協力の促進、そしてグローバルな統合に関する国際的な経験の交流と共有に焦点を当てました。これは、ビエンドン短期大学にとって先進的な教育モデルに触れ、国際的なつながりを強化し、職業教育分野における能力と地位を高める貴重な機会となりました。 ヴィエンドン短期大学の学長と、プロジェクトのチームリーダーであるフラント氏、そして文部科学省職業教育・生涯学習局の局長であるチュオン・アン・ズン氏。 誇り高きビエンドン短期大学 ― 常に国際的な基準に基づく教育課程の革新と国際交流を先導し、自信に満ち、行動的で、グローバルに活躍できる学生世代のために。
ヴィエンドン短期大学はこのたび、ホーチミン市人民委員会から競争旗を授与され、2024–2025学年度における「優秀労働集団」として表彰されるという栄誉に浴しました。この高貴な成果は、ホーチミン市が行政区域を拡大した直後という特別な文脈において、大きな意義を持っています。それは大学全体にとって正当に値する報酬であると同時に、教育の質を高め、労働市場の実際的なニーズに密接に結び付けてきた不断の努力の生きた証でもあります。 企業連携教育:成功への鍵 ヴィエンドン短期大学の校長であるチャン・タイン・ハイ氏によれば、今回の表彰を可能にした決定的要因は、「教育を企業の実際的なニーズと直結させる」という同校の教育方針にあります。 同大学は、ホーチミン市内の大手企業や有力な病院と緊密に協力し、カリキュラムを構築することに特別な重点を置いています。これにより教育の質が一層高まるだけでなく、学生は在学中から現場に触れる貴重な機会を得ることができるのです。 ヴィエンドン短期大学 校長であり博士課程修了者のチャン・タイン・ハイ修士が、ホーチミン市人民委員会から競争旗を授与されました。 この成果を実現するために、同大学は高度な専門性を持つ専任教員に依存するだけではなく、大手企業の専門家、技術者、医師を教育課程に招くことにも力を注いでいます。理論と実践の融合こそが、学生に十分なスキルを身につけさせ、卒業後すぐに職務要件に応えられるよう準備する鍵となっているのです。 ハイ校長が共有した興味深いエピソードの一つに、優秀な教員が企業からのオファーで離職してしまうという課題があります。これは教員体制を維持する上での挑戦となりましたが、同時に大きな利益ももたらしました。企業に加わった元講師たちは大学とのつながりを保ち、学生のインターンシップやキャリア形成を継続的に支援しているのです。 将来の目標と発展戦略 これまでの成果にとどまることなく、ヴィエンドン短期大学は将来に向けてより高い目標を掲げています。その最も重要な目標の一つは、近い将来に首相表彰を受けることです。あわせて、同大学はホーチミン市の大手企業との協力関係を維持・発展させるとともに、ドイツ、韓国、オーストラリアといった国際的パートナーとの連携をさらに深めていきます。 ヴィエンドン短期大学がホーチミン市人民委員会から競争旗を授与された決定的要因は、教育を企業の実際的なニーズと結び付けるという教育方針にあります。 チャン・タイン・ハイ校長は強調しました。今後の段階において、ヴィエンドン短期大学は看護学、情報技術、機械工学、美容ケア、物流といった戦略的分野の教育に引き続き注力し、国内外の労働市場に高品質な人材を供給していく方針です。 さらに、ハイ校長は教職員と学生に向けて重要なメッセージを託しました。「世界は急速に変化しています。取り残されないためには、主体的に学び、創造し、テクノロジー、特に人工知能(AI)を学習や研究の過程に積極的に取り入れる必要があります。これこそがデジタル時代における持続可能な発展を実現する唯一の道です。」 明確な戦略と揺るぎない決意をもって、ヴィエンドン短期大学は今後も企業にとって信頼できるパートナーであり続けるとともに、社会における質の高い人材育成に重要な役割を果たしていくことでしょう。
9月5日の朝、全国一斉の始業日を祝う賑やかな雰囲気の中、ヴィエンドン短期大学のキャンパスは色鮮やかな旗と花で彩られ、笑顔に満ちあふれていました。2,000名を超える学生、教員、そして来賓が、愛する学び舎に集い、2025–2026学年度の開講式に参加しました。この行事は、新たな希望に満ちた旅路の始まりを告げるものです。 ヴィエンドン短期大学において、国旗がはためき、国歌が響き渡るその瞬間、会場全体は誇りと感動に包まれ、静かな一体感が生まれました。それは単なる厳粛な儀式にとどまらず、今日の若者たちに「学び」と「国づくり」への責任意識を呼び覚ます大切なひとときでもありました。 ヴィエンドン短期大学 校長 トラン・タイン・ハイ修士 が挨拶しました。 開講式において、ヴィエンドン短期大学の校長であるトラン・タイン・ハイ修士は、次のような戦略的方針を強調しました。「スマートで幸福な学校モデル」の構築、国際協力の強化、さらには企業や一流大学との連携推進です。これにより、ヴィエンドンの学生は安定した就職機会を得られると同時に、より高度な学習環境で学び続ける条件が整います。 また、新学年度は政府の支援政策からも大きな後押しを受けます。授業料の免除・減免や、重点分野の学生を対象とした優遇融資制度などが、学びを志す学生にとって確かな支えとなり、安心して知識と向き合える基盤を築いているのです。 ヴィエンドン短期大学 校長 トラン・タイン・ハイ修士が学生に奨学金を授与しました。 式典の感動的なハイライトとなったのは、優秀な新入生へのHCA奨学金授与でした。全額授業料免除となる情報技術専攻の奨学金、ならびに授業料の50%が免除される一般医学専攻の奨学金は、単なる正当な報酬にとどまらず、新たな学びの旅路へ自信をもって踏み出すための大きな励ましとなりました。奨学金を受け取った新入生の喜びに満ちた笑顔と輝く瞳は、開講式の日に美しい印象を残しました。 学びの喜びだけではなく、この開講式は「分かち合いの精神」も広がりました。ヴィエンドン短期大学の教職員と学生たちは力を合わせ、台風5号「カジキ」の被害を受けた中部地方の人々を支援する募金活動を行いました。この意義深い取り組みは、若い世代の教育において同大学が常に重視してきた「人間性の価値」と「地域社会への責任」を、改めて力強く示すものとなりました。 ヴィエンドン短期大学 校長 トラン・タイン・ハイ修士が、各部門・学科・センターおよびCD15ブロックに新学年度の任務を託しました 盛大な拍手に包まれて式典が幕を閉じ、2025–2026学年度は新たな信念と決意のもと、正式に始まりました。ヴィエンドン短期大学からは、知識の炎と人間愛の精神がこれからも灯され続け、学生たちの自立とキャリア形成の道を力強く後押ししていくことでしょう。 式典の様子(一部抜粋写真):